名入れサービス
レーザー/素押し/箔押し
GIFT WRAPPING
■…発送をお休みさせていただきます
TOP > 革の説明
"なめす"とは、皮が腐敗しないよう施す加工のことを言います。 そして「皮」は"なめし"によって「革」に変わります。その起源は人類誕生とともにあるらしく、肉を食する際に肉を火であぶり、その煙で自然に皮がなめされたのがルーツだといいます。 そしてその後、人類は植物の色染で皮を染色するうち、それに含まれるタンニン(渋)によって自然に皮がなめされることを知ったそうです。これがタンニンなめしの発祥です。
コードバン(加工) 本来は農耕馬の尻革を差し、両尻を眼鏡、片側のみを貝に称してシェルコードバンと呼ばれています。コードバンは、銀面でなく革の裏面を削りコードバン層を加工した革です。牛革よりも何倍も堅牢性に富み、丈夫な革として知られています。鞣し方は染料染めと顔料染めがあります。水染めと称されるものは染料染めを指し、革に透明感があり、自然光に当てると 色がはっきりとわかります。ただし、水や汗に弱く、水膨れのようになってしまうと元に戻りません。顔料染めはラッカー染めとも呼ばれ、ランドセルのような光沢のある仕上げになります。
ブライドル(加工) 英国生まれの伝統レザーで、サドルレザーと同様で馬具用皮革です。ブライドルレザーは英国語源で、馬具用の素材として馬術の盛んな英国で開発された伝統的な皮革なのです。基本的にステアハイドなどの成牛をベジタン(植物性溶剤)でなめした後、革の繊維内にワックス(蜜蝋)や牛脂などを擦り込み、またはスプレーする などすることで、堅牢性や防水性を高めています。ワックスなどは、長時間放置しておくうちに革の表面にブルーム(白い粉状)となって浮き出てきます。専用のブラシ等で取り除くか、暖かい場所に置いておくとまた革内部に浸透していきます。
オイル(加工) 革にオイルや牛脂を入れることにより、風合いを良くしたり、革を柔らかくしたりしている革を言います。イタリアのトスカーナ地方のバケッタ製法もその1つです。バケッタ製法は、イタリア・バダラッシィ社の主力製品であり、今から数十年まえに復活したイタリア古来の伝統的な鞣し技法です。牛脂は革に浸透するのに、時間とコストがかかりますが、一度浸透するとオイルが抜けず、ほぼ永久に潤いと艶のある革質を味わえます。ウインズファクトリー社(日本代理店)のニューヨークも同様です。また、日本で人気のイタリア・ワルピエ社のブッテーロは染料仕上げながら発色が綺麗で、様々な革製品に使われています。最近では、ブッテーロに型押しを施したドラーロも人気です。
サドル(加工) もともと馬具用革のことで、現在は肉厚で堅牢な牛革の総称です。用途によって呼び名が付けられた革で、これはもともと馬具をつくるための牛革のことを指します。現在ではタンニンなめしをした肉厚で堅牢な牛革にオイルや蝋などを塗りこんだ革の総称となっています。英国ベイカー社のUKサドルレザーは、日本では最高級サドルレザーとして知られています。
カーフ(年齢) キメが細かく、革表面のキズが少ないために革小物に使われることが多い。カーフとは本来、生後6ヶ月以内の仔牛の革のことを指す。人間の肌が大人より子供の方がキメ細かいのと同じで、カーフは成牛革に比べ非常に革表面が滑らかで美しく、キズも少ないです。また牛革全般の特性として組織が緻密で体の部位による差が少ないという点からも皮革の最高素材とされています。ただし、実際には生後2年以内の中牛の革であるキップも含めてカーフと呼ばれることが海外では少なくありません。 また、アニリンカーフについては、主に染料で染める仕上げのことです。セミアニリンについては、最初顔料で染め、フィニッシュに染料で仕上げた革で、革表面のムラの少ない革になります。
アドバン(加工) 主に牛革で2層に鞣した革を指します。通常、明るい色で染色し、上から濃いめの染色を施します。その後、全体もしくは1部をグラインダーで表面をこすり落とすことで下地の明るい色が出て、コントラストを愉しむ革です。主に紳士用靴か財布、ベルト等に使われます。
シュリンク(加工) 銀面に施されたシワ加工の革です。銀面に細かいシワ加工が入った革で、揉み革ともいう。エンボス加工でそれらしく見せたものもあるが、多くはその名の通り銀面をシュリンク(収縮)させてシワを出しています。古典的な手もみはさすがに稀で、空打ち(ドラム内に革を入れ、一定時間回転させること。空太鼓ともいう)も含んで手もみと呼ぶことも多い。もっとも、現在ではドラム回しの際に薬品や熱を加え、短時間にシュリンクさせる方法が一般的です。
エンボス(加工) さまざまな模様や図式があり、多彩な表情が楽しめる型押しされた革です。銀面にさまざまな模様や図柄などの方を押したもので、エンボスレザー、型押しレザーとも呼ばれます。 模様などを型押しすることで、独特の表情が生まれ、スムースレザーにくらべて傷や汚れが目立ちにくく、雨にも強いなどのメリットがあります。クロコ調、オーストリッチ調、リザード調など、本来高級な革に模した型押しもあればパンチングのような表情を豊かにするなど様々です。
カウハイド(年齢) さまざまなアイテムに幅広く利用されている牝の成牛革。生後2年以上の、出産経験のある牝牛の革で、靴や鞄、小物など様々アイテムの素材として多用されています。厚みやキメはキップ(生後6ヶ月以上2年以内の中牛革)とステア(生後3〜6ヶ月に去勢した、生後2年以上の牝の革)の中間です。ちなみに出産経験のない牛の革はカルビンといい、カウより上質とされます。
バッファロー(種類) 革業界でバッファローといえば水牛を指します(アメリカにいる野生のバッファローはワシントン条約で取り引き制限があります)。そのバッファローの革は多くはパキスタンやバングラデシュなどの南アジアから輸入されていて、一般の牛革に比べ、独特のシボ(シワ)があるのが特 徴です。 厚さや加工方法にもよりますが、比較的リーズナブルな価格の革です。
ヤンピ(種類) ヤンピは主に中国で獲れる羊の革です。1枚の革は小さく、革は柔らかく、すべすべした手触りです。色は、様々な色に染めること可能で、革小物に使われることが多いです。
再生(加工) ボンディングレザーとも呼ばれ、革のハギレ等を粉状に加工し、特殊なグル―(糊)でシート状に加工した革です。ドイツのメーカーが世界的に有名で、画一された型押しで無駄がなく、リーズナブルな革として知られています。少し硬いのと本来の革に比べ、風合いが多少見劣りします。しかし、型押し革としては遜色なく、見分け方も栽断面や裏面を見ないと本来の革と見分け が付きにくいです。主にステーショナリー用品等に使われています。
ベジタブル(加工) 植物性タンニン(染料)によって鞣された革で、ヌメ革とも言います。100%植物性タンニン鞣しの革は自然(環境)に優しく、土に還ります。経年変化が特長で、色濃く艶が増していきます。最初は革が硬く、使うことで柔らかくなるのも特長です。
クロム(加工) 人工的な顔料で染められた革です。発色の良さが特長で、革に強さがあります。一般的には型押しなど、様々な模様に加工されており、カジュアル感の 強いヌメ革と違ってビジネスユースのバッグ、財布、ベルトからステーショナリーなど幅広く使われています。
馬(種類) 馬革の最大の特徴は、軽さです。弱点はキズの多さです。最近ではオイルを入れ、加工するなど工夫した革があります。また、柔らかいので、藍染の革にも使用されています。コードバンは馬革でも尻革で本来の馬革とは異なります。
駱駝(種類) エジプト産原皮の革です。独特な表情がユニークな革ですが、原皮が少なく希少な革です。キズが多いのが難点の革です。スエードやオイルなど加工した革が多いです。
藍染め(加工) 日本において江戸時代より行われおり、かつては阿波藩における生産が盛んで、現在でも徳島県の藍染めは全国的に有名である。天然の藍を使い、1枚1枚壺で染め上げた革。
ヌバック(加工) 革の銀面をグラインダーやサンドペーパー等で人工的に起毛させた革です。主に牛革で、ヌバック革にオイルを含ませた革をオイルヌバックと呼びます。ヌバックは、革の裏面を加工したスエードと違って起毛感も細かく、すべすべした手触りが特長です。起毛感も少ないため、通年して使用できる高級革です。
スエード(加工) 革の裏面をグラインダーやサンドペーパー等で人工的に起毛させた革です。主に牛革で、革の表面を加工したヌバックと違って起毛感が強く、表情豊かな革です。起毛感も強いため、主に秋冬の靴やジャケット、財布類などに使 われます。
ガラス(加工) 主に牛革をコードバン(馬尻革)のように光沢感のある仕上げにした革です。コードバンよりのリーズナブルながら、見た目が非常に似ています。財布やベルト等に使われています。
皮革の誕生
"なめす"とは、皮が腐敗しないよう施す加工のことを言います。
そして「皮」は"なめし"によって「革」に変わります。その起源は人類誕生とともにあるらしく、肉を食する際に肉を火であぶり、その煙で自然に皮がなめされたのがルーツだといいます。
そしてその後、人類は植物の色染で皮を染色するうち、それに含まれるタンニン(渋)によって
自然に皮がなめされることを知ったそうです。これがタンニンなめしの発祥です。
コードバン(加工)
本来は農耕馬の尻革を差し、両尻を眼鏡、片側のみを貝に称してシェルコードバンと呼ばれています。コードバンは、銀面でなく革の裏面を削りコードバン層を加工した革です。牛革よりも何倍も堅牢性に富み、丈夫な革として知られています。鞣し方は染料染めと顔料染めがあります。水染めと称されるものは染料染めを指し、革に透明感があり、自然光に当てると 色がはっきりとわかります。ただし、水や汗に弱く、水膨れのようになってしまうと元に戻りません。顔料染めはラッカー染めとも呼ばれ、ランドセルのような光沢のある仕上げになります。
ブライドル(加工)
英国生まれの伝統レザーで、サドルレザーと同様で馬具用皮革です。ブライドルレザーは英国語源で、馬具用の素材として馬術の盛んな英国で開発された伝統的な皮革なのです。基本的にステアハイドなどの成牛をベジタン(植物性溶剤)でなめした後、革の繊維内にワックス(蜜蝋)や牛脂などを擦り込み、またはスプレーする などすることで、堅牢性や防水性を高めています。ワックスなどは、長時間放置しておくうちに革の表面にブルーム(白い粉状)となって浮き出てきます。専用のブラシ等で取り除くか、暖かい場所に置いておくとまた革内部に浸透していきます。
オイル(加工)
革にオイルや牛脂を入れることにより、風合いを良くしたり、革を柔らかくしたりしている革を言います。イタリアのトスカーナ地方のバケッタ製法もその1つです。バケッタ製法は、イタリア・バダラッシィ社の主力製品であり、今から数十年まえに復活したイタリア古来の伝統的な鞣し技法です。牛脂は革に浸透するのに、時間とコストがかかりますが、一度浸透するとオイルが抜けず、ほぼ永久に潤いと艶のある革質を味わえます。ウインズファクトリー社(日本代理店)のニューヨークも同様です。また、日本で人気のイタリア・ワルピエ社のブッテーロは染料仕上げながら発色が綺麗で、様々な革製品に使われています。最近では、ブッテーロに型押しを施したドラーロも人気です。
サドル(加工)
もともと馬具用革のことで、現在は肉厚で堅牢な牛革の総称です。用途によって呼び名が付けられた革で、これはもともと馬具をつくるための牛革のことを指します。現在ではタンニンなめしをした肉厚で堅牢な牛革にオイルや蝋などを塗りこんだ革の総称となっています。英国ベイカー社のUKサドルレザーは、日本では最高級サドルレザーとして知られています。
カーフ(年齢)
キメが細かく、革表面のキズが少ないために革小物に使われることが多い。カーフとは本来、生後6ヶ月以内の仔牛の革のことを指す。人間の肌が大人より子供の方がキメ細かいのと同じで、カーフは成牛革に比べ非常に革表面が滑らかで美しく、キズも少ないです。また牛革全般の特性として組織が緻密で体の部位による差が少ないという点からも皮革の最高素材とされています。ただし、実際には生後2年以内の中牛の革であるキップも含めてカーフと呼ばれることが海外では少なくありません。 また、アニリンカーフについては、主に染料で染める仕上げのことです。セミアニリンについては、最初顔料で染め、フィニッシュに染料で仕上げた革で、革表面のムラの少ない革になります。
アドバン(加工)
主に牛革で2層に鞣した革を指します。通常、明るい色で染色し、上から濃いめの染色を施します。その後、全体もしくは1部をグラインダーで表面をこすり落とすことで下地の明るい色が出て、コントラストを愉しむ革です。主に紳士用靴か財布、ベルト等に使われます。
シュリンク(加工)
銀面に施されたシワ加工の革です。銀面に細かいシワ加工が入った革で、揉み革ともいう。エンボス加工でそれらしく見せたものもあるが、多くはその名の通り銀面をシュリンク(収縮)させてシワを出しています。古典的な手もみはさすがに稀で、空打ち(ドラム内に革を入れ、一定時間回転させること。空太鼓ともいう)も含んで手もみと呼ぶことも多い。もっとも、現在ではドラム回しの際に薬品や熱を加え、短時間にシュリンクさせる方法が一般的です。
エンボス(加工)
さまざまな模様や図式があり、多彩な表情が楽しめる型押しされた革です。銀面にさまざまな模様や図柄などの方を押したもので、エンボスレザー、型押しレザーとも呼ばれます。 模様などを型押しすることで、独特の表情が生まれ、スムースレザーにくらべて傷や汚れが目立ちにくく、雨にも強いなどのメリットがあります。クロコ調、オーストリッチ調、リザード調など、本来高級な革に模した型押しもあればパンチングのような表情を豊かにするなど様々です。
カウハイド(年齢)
さまざまなアイテムに幅広く利用されている牝の成牛革。生後2年以上の、出産経験のある牝牛の革で、靴や鞄、小物など様々アイテムの素材として多用されています。厚みやキメはキップ(生後6ヶ月以上2年以内の中牛革)とステア(生後3〜6ヶ月に去勢した、生後2年以上の牝の革)の中間です。ちなみに出産経験のない牛の革はカルビンといい、カウより上質とされます。
バッファロー(種類)
革業界でバッファローといえば水牛を指します(アメリカにいる野生のバッファローはワシントン条約で取り引き制限があります)。そのバッファローの革は多くはパキスタンやバングラデシュなどの南アジアから輸入されていて、一般の牛革に比べ、独特のシボ(シワ)があるのが特 徴です。 厚さや加工方法にもよりますが、比較的リーズナブルな価格の革です。
ヤンピ(種類)
ヤンピは主に中国で獲れる羊の革です。1枚の革は小さく、革は柔らかく、すべすべした手触りです。色は、様々な色に染めること可能で、革小物に使われることが多いです。
再生(加工)
ボンディングレザーとも呼ばれ、革のハギレ等を粉状に加工し、特殊なグル―(糊)でシート状に加工した革です。ドイツのメーカーが世界的に有名で、画一された型押しで無駄がなく、リーズナブルな革として知られています。少し硬いのと本来の革に比べ、風合いが多少見劣りします。しかし、型押し革としては遜色なく、見分け方も栽断面や裏面を見ないと本来の革と見分け が付きにくいです。主にステーショナリー用品等に使われています。
ベジタブル(加工)
植物性タンニン(染料)によって鞣された革で、ヌメ革とも言います。100%植物性タンニン鞣しの革は自然(環境)に優しく、土に還ります。経年変化が特長で、色濃く艶が増していきます。最初は革が硬く、使うことで柔らかくなるのも特長です。
クロム(加工)
人工的な顔料で染められた革です。発色の良さが特長で、革に強さがあります。一般的には型押しなど、様々な模様に加工されており、カジュアル感の 強いヌメ革と違ってビジネスユースのバッグ、財布、ベルトからステーショナリーなど幅広く使われています。
馬(種類)
馬革の最大の特徴は、軽さです。弱点はキズの多さです。最近ではオイルを入れ、加工するなど工夫した革があります。また、柔らかいので、藍染の革にも使用されています。コードバンは馬革でも尻革で本来の馬革とは異なります。
駱駝(種類)
エジプト産原皮の革です。独特な表情がユニークな革ですが、原皮が少なく希少な革です。キズが多いのが難点の革です。スエードやオイルなど加工した革が多いです。
藍染め(加工)
日本において江戸時代より行われおり、かつては阿波藩における生産が盛んで、現在でも徳島県の藍染めは全国的に有名である。天然の藍を使い、1枚1枚壺で染め上げた革。
ヌバック(加工)
革の銀面をグラインダーやサンドペーパー等で人工的に起毛させた革です。主に牛革で、ヌバック革にオイルを含ませた革をオイルヌバックと呼びます。ヌバックは、革の裏面を加工したスエードと違って起毛感も細かく、すべすべした手触りが特長です。起毛感も少ないため、通年して使用できる高級革です。
スエード(加工)
革の裏面をグラインダーやサンドペーパー等で人工的に起毛させた革です。主に牛革で、革の表面を加工したヌバックと違って起毛感が強く、表情豊かな革です。起毛感も強いため、主に秋冬の靴やジャケット、財布類などに使 われます。
ガラス(加工)
主に牛革をコードバン(馬尻革)のように光沢感のある仕上げにした革です。コードバンよりのリーズナブルながら、見た目が非常に似ています。財布やベルト等に使われています。